▼夕方から銀座へ。2名ぐらい風邪のために当日欠勤らしい。こりゃ残った人で切り盛りせにゃならんのだろうと思っていたら後から追加で1名。さらに厨房からもう1名追加で出てきた。さっきまで料理をしていた人間がバニー服に着替えて出てくるし。しかも「この料理作ったのたぶんあたし」とまで言われるし。作った本人の目の前で食べるというちょっとした手料理気分。何だ手料理気分って。
 この料理人兼バニーという中国娘さんは日本に住んで2年くらいで普通に日本語を喋ってる。俺はたぶん中国に2年住んでも中国語を喋ることができないだろう。発音はもちろん「中国人が日本語を喋るとどうなるか」を体現したようなアクセント。語尾に「〜あるよ」とは付けないが。
 男性従業員や会計の人に「もう帰るんですか」と責められながら新宿に移動。暇している子が多かったので「飲み物出すから暇な子を呼んできて」と頼んだ。こちらとしては「もう1人ぐらい」というつもりで言ったのだが、暇している子が全員こっちに来てしまった。男に二言はないという態度で、その集団の中でまだお客さんに一度もついてない子が3人座る。漫画やコントでよくある「女の子をはべらしている状態」などとはほど遠く、チャージ残り時間20分程度で3人全員に話題を振るので、面接官みたいだった。