ヒスブルのあの人に対する佐久間正英の見解

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 全部引用しろ、と書いてあるのでとりあえずここから。

今回の件<ナオキの犯した事件>。現時点では全てあくまで推測の域は出ないし、『容疑』の範疇から出る事もできない。事実は当事者以外誰にもわからず、この先もわからないかも知れない。いずれにせよ彼自身が今後の人生を掛けて、被害者及び迷惑・心配を掛けた全ての人に謝罪して行くしか無いのだろう。謝罪される側の心情は別として、それ以外は今は考えにくい。

 知っている限りの彼は、小心で優しい人間、ナイーブさと図々しさを適度に併せ持ち、時には傲慢と思えるほどの自信家でもあり、同時に予想外に弱気だったりもする。言うなればバランスの取れていない人間。でも、それはどんな人の中にも同様に存在するモノの様にも思える。で、音楽家として見れば、明らかにある種の非常に優れた才能を持っている人間。

 他人を非難するのはとても簡単だ。自分が部外者の安全な立場に居れば尚更の事。例えれば、2chでの今回の事件へのコメント。あっと言う間に5000件に達する勢いだったりする。「他人の不幸は我が身の幸い」を実践する。その中で述べられているのは、『容疑者』への侮蔑が6割。「TAMAちゃんの整形疑惑及び容姿に関する事を含む”セクハラもどき”」が2割。「ヒスブル・バッシング」が1割。全く意味不明の暇つぶしが1割と言う感じだろうか。何とも情けない幼稚な社会が見て取れる。

 さて、いつかまた顔を会わせる可能性の高い『彼』に僕は何を問い、何を語り、何をぶつける事ができるのだろう。
 果たして「罪を憎んで人を憎まず」を実践できるのだろうか。結局「問われるべき」は『彼』では無く、『自分自身』なのだろうと思いあたる。

 んでもって、この方は例の巨大掲示板を全部見て、事件のことからTAMA(ヒスブルのヴォーカル)の整形疑惑まで全部コメントしてんのね。
 事件のことについてはっきりしたコメントは↓ではないかと。

タイトル : 自分と関わった人間の犯罪
それに関しては、何も考えるべきことはありません。
第一に、何も情報が無い。警察は関係者に何か教えてくれる訳でもありません。実際にどんな事件があったのかすら全くわからないのです。せいぜい情報は新聞やネットニュースの範囲で、しかも多くは憶測の域を出ません。話しを聞けるのは唯一弁護士のみとなっています。親族ですら何も情報は得られません。(弁護士経由以外には)なので、考える事はできないのです。彼の起こした出来事を憶測で考えても何にもならないでしょうし、所詮理解できない行動です。本人から洗いざらい聞いても、結局は理解できない事なのではないかと想像しています。