新千円札を見た

 会社で出前を取った時のお釣りに入っていた。
 野口英世は小学校の時の修学旅行で記念館に行ったのだけど、この人といえば私にとっては渡辺淳一の『遠き落日』で描かれた、女遊びが激しくて借金を踏み倒しまくった放蕩人というイメージなんですけどね。明治から昭和初期まで生きた彼の人生を日本は「立身出世のサンプル」として扱ったという裏歴史もあるし。ほとんどの彼の偉人伝はその影響をもろに受けているし。