今週のヤンマガ

 村枝賢一読み切り。『聖なる夜に散歩する』
 村枝賢一って小学館のイメージがあるんだけど、すっかり講談社の人になったのか。マガジンでも読み切り描くらしいし。
 内容としては……ファンタジーなんだけど、主人公の女の子が地方(九州っぽい)に住んでいて友だちひっくるめてニート(という言葉がほんとに流行っているのか疑問なんだけど、この漫画で使っているので)だということ。だけど無理矢理サンタ役を押しつけるトナカイ着ぐるみのおっさんは一体何者で、どうしてクリスマスの時期にこういう役目を押しつけるのか、どうして不思議な力があるのかって説明はまったくないのな。最近は映画でも「この舞台設定における明確な理由」みたいなものが端折られて、ストーリーだけがごり押しされるようなものが多い風潮はいたしかないのかな。私が単に理屈っぽいだけなんだろうかと思ったり。