沖縄のミカン六人衆
ラーメン屋で例の『以心電信』が流れていたのを聴いていたら、隣に座っていた20歳ぐらいの男子二人組が「こいつらムカツク」「聴くのも嫌」という会話になっていた。
私自身はここ最近のネットでの過剰な「パクリ糾弾」を見る毎に辟易していて、それに繋がる「パクリとは何か」という根本的な問題を考える文章を読んでもしっくりこない。それ以前に評論になっていないものが多数。
ちょっと前だったらこういう立場の人たちにドラゴンアッシュがいたが。単に「モテやがって」「儲けやがって」レベルなんじゃないかな、今の議論は。そんなに嫌だったら音源を購入せず、出演している番組を見なければ済むことだろうに。
紅白で初めて歌っている彼らを見て、クレジットにキャロル・キングとジェリー・ゴフィンの名前があったので、権利関係で一応は配慮してるのかなと思ったら、どうも当初のクレジットとしては本人たちのオリジナルとして通していたことを後で知った。
しかし、キャロル・キングもジェリー・ゴフィンも、極東の島国でこのようなトホホな歌詞を共作していることになっているのは知らないんだろうな、たぶん。