今月のロッキング・オンJAPAN

　この雑誌にはJAPAN REVIEWというページがあって、読者がアーティスト当人や作品やライブについて文章を寄稿している。この雑誌の性質から言って自分語り的なものも多いんですけど。洋楽誌のロッキング・オンが創刊した当時の同人誌の時代から寄稿するという文化があって、その流れで今もこのコーナーは続いているようですが。
　ええと、この寄稿者の名前なんですが、基本的に本名であり、寄稿者の住所をアパート名まできちんと出してるんですよね。

　あれ、何年も前からすげえ気になってたんですど。

　だってこのご時世、本名とその住所をそれこそ全国に晒しなんぞしようものなら、どう悪用されるかわかったもんじゃないでしょ。寄稿者はそれを考えてるのかなあ。まあ、メールアドレスだったり編集部気付だったりする人もいるようですが。(あ、メールアドレスの人ってロッキング・オン宛にWebメールで出してる人かも)。

　この4月に個人情報保護法が施行されて、さすがにヤバいと思ったのかどうかわかりませんが、寄稿者の住所は都道府県名と市町村名だけになっていた。

　オレンジレンジ。せっかく表紙と巻頭に出すのなら、メンバー一人一人にインタビューして写真と対比させてほしかったんだが。

　奥田民生とサンボマスター山口隆対談。以前に別のインタビューで山口隆のプロフィールを見て、えーこの人俺の大学の後輩なのかよ、でも当然俺が卒業してからこの人入学したわけだよな、と思ったんだけど。すげえ納得しました。言っちゃ悪いけど男子は平々凡々で女子は可もなく不可もなくといった感じだったし。クラスの女子がユニコーン好きだと言ってた時はムカつくので聴かなくて、後期から聴き始めて、ソロになって本格的に聴いたというところが自分とかぶっていて泣けてくる(哀しいっていう意味じゃないよ)。