団塊ジュニア男性にとっての演歌

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070129/bzenka

まず自分のことを書くと、私は1972年生まれだが「団塊ジュニア世代」という言い方に違和感がある。できれば自分にその言い方はしないでほしいと思ってる。なぜならば……と書こうと思ったが、長くなりそうなので省略する。
さて、このエントリについて何人かの方が書いておられるが「加野瀬氏にとっての演歌の定義が曖昧」ということで意見を見えにくくしてるのはあると思う。ニューウェーブが大好きな人たちからみれば「ロックってカラオケでどれ聞いても熱唱して暑苦しい」と思うだろうし。
文脈から想像すると「暑苦しい」「流行した」あたりの要素が含まれるJ-POP系について言いたいのだろうか。名前が挙がっているTM NETWORKBOOWYは、急に盛り上がって大ヒットした時期をよく見ていたのが団塊ジュニア辺りだと思う。
話がずれるけど、団塊ジュニアは80年代アイドル文化も享受した辺りだと思う。例えば、私自身のことを言えば、おニャン子クラブがデビューしてから解散するまでの時期がほぼ中学校三年間辺りとかぶってる。目立ってというわけでもないが、今でもおニャン子クラブ本体や彼女らのソロを歌う人がいる。数年前におニャン子が再結成したり当時の映像がソフト化されたり、国生さゆりが「バレンタイン・キッス」を現代バージョンで発売する予定だったりしてるが、よく言われる「30代がいちばん消費するから30代をターゲットにした商品を」という理由もあるけど、単純にあれを懐かしいと思う人が多いからというのもあるだろう。他に歌方面で目立った80年代アイドルというと松田聖子中森明菜、たのきんやシブガキ隊辺りか。この辺も「熱唱しがちな過去の流行歌」というカテゴリを考えればみんな含まれるような気がするが。