岡村靖幸

 今頃ロッキングオンジャパンのフェス特集別冊を見て、雑誌メディアにほとんど登場しない岡村靖幸の顔のアップ写真なんか見たりした。いや本文も読んだけど。
 ここ最近、サイト持ちの人がいろいろと岡村靖幸の単独ライブをレポートを書いているので、「この人も岡村靖幸を追っかけて年をとってきたのか」というのがよくわかると同時に、ほんとにこの人は新作を出さないと若い世代にアピールすることができず、80年代に青春を過ごした人間と同じく老化していくのではという心配もある。
 よく行く新宿の店でも、やはり2公演も行った人がいて、そのうちの1ライブにて「岡村ちゃんが会場に向かってタオルを投げたので、その場にいた4人でつかみ合い。チューブトップが破れてブラがはみ出たのもかまわずに引っ張り合って。最終的には4人でタオルを等分して分け合うことになった。2400人の4だ。すごいだろう」という意味のことを大阪弁でまくし立てられた。
 そしてその会話を聞いていた1983年生まれの(つまりファミコンと同年生まれ)、僕と同郷の子は「岡村靖幸って誰」ってな感じだった。岡村靖幸の現時点での最新作「禁じられた生きがい」が発売されたのが1995年。この子が13歳ぐらいの時だし。