雑記

 風邪の中で考えた。2005年以降は自分の日常日記以外の内容を書くことを、いっさい停止しようかと。すぐに思い直してやめた。書くことが大幅に少なくなりそうだし。

 ワイドショーでは相変わらずコメンテーターと称する人物たちが、下調べも取材も洞察もなく、単なる印象だけでものを言ってる。テレビを見なくても、こういう人物たちは雑誌でスペースをもらってあることないこと書いてる。「てめえはこないだまで安倍なつみなんて明らかに知らなかっただろ」という人間が、安倍なつみを昔から知ってるみたいに語る。いや、安倍なつみに限らないけど。つうかまたしても安倍擁護発言してるし。

 2004年総括として自分が書いた日記の今年分を読み返してみた時に、「ひょっとして俺、あいつら(ワイドショーのゴロツキ)みたいに、深堀してない表層的なことしか書いてねえんじゃねえの? 結局あいつらと同レベルなんじゃねえの?」という気がしてきました。自分の日記も、他人の日記も。特にニュース系と呼ばれている方々の投げっぱなしなコメントも。

 ネットというのは新聞やテレビ各社の報道もそのまま掲載されていることが多く、それを肴にあることないこと書いていられる。そのお手軽さに甘えて、自分で深く洞察しようとしなくなってくる。これは退化現象じゃないかと。

 少なくとも、自分の日常を書けば、そこにあるのは自分の見聞きした内容になるし、自分で責任持って考えるようになるんじゃないかと。

 そんなことを朦朧としながら考えました。すぐに撤回しましたけど。
 ついでに2004年の総括ってのもやめました。音楽のことを語り始めたらCCCDとか無理矢理なカバーとかトリビュートなんていうネガティブな話になりそうだし。そもそもCCCD問題って有名音楽サイトがヒステリックに騒いでいる印象があって、少なくともネットの中じゃロクなイメージないし、本もあんまり読んでないし。飲み歩いているのはあいかわらずだけど。今年のアイドルなんて語り出したら来年はいなかったりする人について言及しそうだし。とりとめもなく今年最後の更新を終わります。皆様よい落としを、じゃなくてよいお年を。