今週のSPA!

グラビアン魂の話ではなく、今週号の記事全体の話。

・経済評論家や元証券マン、IT社長ほかが投資ブームに乗らない理由を開陳 [株をやらない人々]の“なるほど”な主張 
・雑誌『小学六年生』でマネー特集が組まれ、株で100万円儲けた小学生も登場する時代──ボクらも初歩から勉強しようじゃないか! 12歳のための[投資の教科書] 
・ジェイコム株誤発注や東証システム不備だけじゃない!  CD1枚50円騒動から楽天ポイントサービス問題まで意外な“盲点”を検証 [ITシステム]ポンコツ事件簿 
・株投資入門マンガ
「借金200万円、株で完済できるかな」最終回 

 特集記事やら連載やらで株に関係しているものを挙げてみた。「12歳のための投資の教科書」は「13歳のハローワーク」みたいなやつ。文章が総ルビ。「株をやらない人々」の特集は、ライブドアショックがあったかこそ採り上げるというわけでもなさそうだ。というより1週間前にああいうことが起こったからってすぐに記事にはできないだろうし、インタビューしてるところを見ると1ヵ月ぐらい前から準備したのだろう。株投資入門マンガは、エロ本からSPA!に転職した新米編集者が専門家のアドバイスを受けて投資する話。今回が最終回なのは短期集中連載だったからで、ライブドアショックが起きたから止めるというわけではなさそう(たぶん)。
 株に関してネガティブな話題とポジティブな話題が共存している。このカオス状態が一般市民における株への指向そのものなのかも。