釈由美子考

 週刊プレイボーイ今週号の表紙&巻頭だった。いつもなら「こんなにキャリアが長いのに水着で偉い」とまとめるところだったが今回は露出少なめ。でもまあ、勢いで思ったことなど書く。

 今年だったか週刊文春で「女が嫌いな女」アンケートのワースト3が、さとう珠緒井上和香小倉優子だった。確かにこの3人はキャラが立ちすぎている上に女性誌の表紙を飾りそうにない方々だが、こういうところの上位に来そうだとしたら、ちょっと前なら釈じゃないか、とも思った。釈が何位だったか調べてないけど。
 ところが彼女はジャンルを問わずドラマ・映画に出演し、かつての不思議ちゃん路線を狭めているらしい。FRaUだったかで表紙も飾ってたし。エステか何かのタイアップだったと思うけど、女性の憧れの体型を啓蒙する役割として。通常、「グラビアアイドル」というカテゴリに入れられた人は、女性誌でなかなか受けないし。受けようとすれば男性誌への露出をすぱっとやめて、水着卒業宣言をするものだが、釈由美子は未だに淡々と男性誌に出る。水着もこなす。
 水着卒業宣言をしたばかりに仕事を減らしてコケるケースもあれば、女優路線に失敗して次のドラマや映画で使ってもらえないケースが多い中、実は「仕事のできる女」なのではないかと思ったり。別に現場で見たことがあるわけじゃないのでよく知らないが。
 これで2〜3年後に「できる女になるためにはどうすればいいか」などといった啓蒙的なコメントをするような女にならないことを祈るばかり。