今月のロッキングオン・ジャパン

 初代担当井上貴子によるイエローモンキーレビュー。

 この雑誌は現在若返りを図って、今年4月から編集部員の大半を20代にしていたが、それが顕著だと思われるのは、アイドルに対する拒否反応ってのがないってこと。これって世代的なものがあるのではないでしょうか。この手の雑誌を作ってる人や読者にありがちな「歌謡曲やアイドルなんてくだらねえ。そんなもんを観たり聴いたりするならロック聴け」という言説が全然ないし。特に編集部員が中心となったコラムページ「JAPAN TIMES.」では、佐藤寛子にインタビューしたり嵐のライブレポート書いたりしてるし。
 ところで枡野浩一って、「この際だから離婚評論家としてやっていこうと原稿書いたら、保坂尚輝がやってるからだめだって言われた」などと愚痴りまくっているというのは本当なんだろうか。松尾スズキのネタだと思いたいが……。